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治してほしいが治せない

皆さんは、治してほしい症状はたくさんあるのに、「病名がつかない」、「治す方法がない」ことで通院をあきらめてしまった経験ありませんか?

あるいは長年病院には通っているけど、「いったい薬をいつまで飲まなければならないの?」「いつまで病院のお世話にならなければならないの?」と、不安に思ったことはありませんか?

私たちが求めるのは、「健康に不安なく自然な形で天寿を全うすること」、たったそれだけですが、それさえなかなかかなわない世の中になっています。

 

今の医療制度は「西洋医学」(というか古典物理学にのっとった古典科学の考え方)に偏っています。もちろん効率的で良い部分もありますが、人間の体をパーツに分けて診断、治療を来ないために、身体全体がどのようにしてバランスをとっているかを診断することができなくなっています。人間の体は自然界と同じようにそれぞれが全体の機能の一部を担いながらバランスをとって全体の恒常性を保つようにできています。

 

高度な医療技術で病巣や病気を取り除いてくれる医師がいても、「原因が何だったか?」と聞いてもはっきり答えてくれる先生は非常に少ないです。

 

最近の話題では、「コロナになる人と、ならない人の違いは何か?」と聞かれてもはっきり答えることができる人はほどんどいないでしょう。

 

つまり根本治療といって、病気の本当の原因を見つけ出して、その原因を治療をしてゆくという考え方があまりなく、出てきた症状を治療する対症療法がメインとなっているといえるからです。

 

人間の体はそれぞれの臓器が密接に関係して機能を発揮しているのであって、例えば心臓に症状が出たからと言って心臓だけ治せば問題が解決するというわけではないと思います。そこには五行理論の相生や相克の複雑なシステムが絡み合って生じていることを理解しなければなりません。

 

根本的な問題を解決したい方はやはり東洋医学を学ぶことをおすすめいたします。東洋医学はもともとは人々の智慧から始まっており、誰でも智慧を学べば取り入れられる方法で、医者でなくても知識があれば薬草や身近な食材を使って体を整えてゆくことが可能なのです。