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温故知新

医療にも今こそ温故知新が必要

私は毎年健康診断にいっていますが、毎年何かしらでひかっかかります。血液検査では問題ないのですが、エコーの検査で、嚢胞などが見つかるのです。

 

はじめは毎回精密検査を受けていましたが、精密検査をしても、異常とまでは言えないし、特に治療する方法がないと診断され、結局何もできないまま放置することになります。

 

すると、次の年にはその嚢胞が見つからなくなったりします。

 

このような発見されても治療法がない、あるいは症状が出ても、治療法がないといった病気が現在はたくさんあります。

 

これらを未病と言います。未病とは異常があっても症状がない、もしくは症状があるが診断できるだけの異常がないといったものです。

 

現代医学はこの未病という分野では無力です。西洋医学が主体の現代医療ではまず病名ありきですから、病名が付かない以上、原因も治療法もないということです。

 

しかし、何千年もの歴史のある東洋医学はどうでしょうか?

 

東洋医学では、症状を細かく分析して、原因を探し出します。

一見同じ症状であっても、東洋医学では原因が異なることがあるので、あえて病名をはじめにつけるということはしません。

 

本証(本当の病因)と標証(実際に出ている症状)にわけ、本証を治すことを重要と考えます。

 

このような古くからある治療の考え方が今とても注目を集めています。

 

薬局やドラッグストアには最近ではたくさんの漢方薬が並ぶようになりました。

 

私は東洋医学を学ぶことで、現代医療の限界や、考え方の食い違いを理解し、現代歯科治療に古くからある智慧をどう活用するか考えるようなりました。

 

まさしく温故知新です。

 

東洋医学には何千年もの歴史的な試行錯誤が盛り込まれています。このような智慧は大切にすべきだと痛感しています。