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季節の薬膳スープ

先週、立冬を迎えましたが、肺の調子がよくないままの方が結構いらっしゃるようです。

空気が乾いていますので、空咳の症状も出やすい季節です。

 

今日のスープは、大根・山芋・にんじん、大根の葉を入れて、薬草も2種類使ってみました。
お写真から、どんな 薬草を使ったか当ててみてください。

 

薬草からも十分によい香りが出ますが、椎茸と昆布のだし汁も使って、奥深い味を出してみました。

 

大根と山芋は白い色をしていますので、五行論の中の「白」、つまり肺経と大腸経の養生にもいいです。同時に、山芋は脾胃と腎・膀胱経にも入っていきますので、これから冬の季節にも活躍する食材です。

 

瘀血や余分な熱を排除しつつ、消化がよく、お腹と肺の機能を補う養生スープ。味付けは、塩だけで十分に美味しくいただけます。

詳しい作り方は、薬膳料理教室(2021年12月より開催予定)でもご紹介してまいります。